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たぬきのロボット たぬえもん(友達の事ではありません)

優・(POP)・green☆

オープニングソング 夢を壊してたぬえもん (歌詞はまた今度ね☆) この作品は、現実のかけらも無いサイエンス・フィクションです。

―STAGE 1 たぬえもんがやってきた―
まま「のびよし!ちょっとは勉強したらどうなの??」
のびよし「わかったよー。勉強したらいいんでしょ、勉強したら。」
まま「ほいほい。さあのびよし。自分の部屋に入りなさい!」
ままはのびよしの首の根っこをつかんで、階段に上った。
のびよしはもちろん、引きづられている。
のびよし「いってえな!ババア。」
まま「ババア?お姉ちゃんとお呼び。」
のびよし「うえっ、気持ちわりい。」
ままは、のびよしの部屋の鍵をぬすみ、外から鍵をかけた。
もちろん、部屋の中からは開けられない。
窓も開けられず、ドアはなぜか、鉄製だ。300億℃まで熱を加えないかぎり、溶けないタイプだ。
のびよしの部屋は、天井は防犯カメラに埋め尽くされている。
しかし、それは偽物であり、のびよし本人はバカだから知らない。
のびよし「あああ。こんな防犯カメラでいっぱいの部屋で勉強できやしない・・・。」

するとのびよしの部屋の机の引きだしがぎぎーっと開いた。
たぬえもん「・・・ちえっ。こんな部屋、来たくなかったのに・・・。」
のびよし「あ、あんた誰だよ、出て行け、バカ、アホ、ドジ、マヌケ・・・」
たぬえもん「あんたの方がバカでアホでドジでマヌケだろ(笑)?」
のびよし「・・・。」
たぬえもん「いいよ、出て行ってやる」
のびよし「まって!!!」
たぬえもん「あん?」
のびよし「と、友達になってくれ。」
実際、のびよしには友達がいない。
静子が一番の友達であったが、最近は出来杉て困る君(これでもれっきとした名前だからすごい) が好きである。
静子が飽きっぽいのはよく知っている。出来杉て困る君、可哀想に。
あと、ジャイアントパンダ、スネ臓という奴もいるが、ジャイアントパンダは笹ばっか食ってるいじめ野郎だ。
でも、虐められる側だから凄い(あえて漢字)。
スネ臓は、いっつもスネているし、ジャイアントパンダの餌になっている。
一番の友達と言えば、植木鉢のサボテンである。こいつは、針がちくちく痛いから嫌だ。
たぬえもん「お前何円持ってんだ」
のびよし「と、友達に金は関係ねえだろお?」
たぬえもん「聞いてんのか?金って聞いてんの。」
のびよし「500万」
たぬえもん「いい金持ってんじゃん。よし引き受けた。」
のびよし「と1円。1円は僕の。」
たぬえもん「・・・まあいいだろう。」
たぬえもん、あたりを見渡す。
たぬえもん「あん?中から開かねえのか、このドア。」
のびよし「ああ、そうだよ。」
たぬえもん「この防犯カメラは偽物だな。よし。」
のびよし「えええええ!!!!!」
たぬえもん、ポケットから、レーザー銃を取り出す。
レーザー銃を防犯カメラに向けると、防犯カメラは跡形も無く消えた。それに、天井も。
たぬえもん「これは、電子世界にレーザー銃システムを利用した、まあ、移動装置だな。・・・どっちみち10分したら削除されるけど・・・。
のびよし「?」
たぬえもん「な、なんでもねえよ。」
たぬえもん、ドアを見つめる。
たぬえもん「ああ・・・。このドアを破んねえとでれねえのかよ。」
のびよし「破ってくれるの?」
たぬえもん、レーザー銃を取り出す。
そして、撃とうとした瞬間。
のびよし「ちょっとまったー!!!」
たぬえもん「あん?」
のびよし「こ・・・こまる・・・」
しかし、たぬえもん、のびよしが言う前にドアをこわした。
ドンマイ。のびよし。これからどうなるのかは・・・続く☆

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